>>他のコラムはこちらから!
世間の会話についていけない

自分のことを話さなきゃ、でも話せない

友達グループの中で優先順位が低くなってしまう。

前回の記事で、それは信頼関係が築けていないためというお話をしました。

それに対し、自分のことを話して信頼を得ていこうとする。

しかし、そんな自分が世間に受け入れられるとは思えない性質(性格)である場合。

自分のことを話したいとは思えないのです。

それは、例を挙げれば以下のような性格です。

・世間に言えば引かれてしまう、笑われてしまうような趣味・趣向を持っている。

・それなりの年齢になったけど、年相応な振る舞いがどうしてもできない。

・また周りが大人な趣味を持つ中、自分は子供が好きそうな趣味しか持てない。

・つい失言してしまう癖がある。

・どうしても自己顕示欲が抑えきれない。

・自分は普通に人と話しているつもりなのに、なぜか見下されてしまう。

そんな自分の性格が嫌であるため、自分のことを話したいとは到底思えないのです。

ここでその部分を全く自覚していない、または見下されても全く気にしない人であれば良いのかもしれません。

しかし、見下されることに悩む人はその原因を散々他人に言及されてきました。

そのため、自分の嫌なところは嫌と言うほど自覚している。

なのに、その性質がとても強いため、直せないのです。

直すためにある程度の努力は試みたことはある。

子供っぽいとバカにされたのでちょっと大人な趣味を持ってみる。

落ち着いた話し方にしてみようと心がけてみる。

しかし、それはそれで動作にぎこちなさや、痛々しさがでてしまう。

結果他の人から、笑われてしまうのです。

自分の性質からは逃げられない

世間に合わせようとしてもどうしても違和感が出てしまう。

それは、それほどまでに自分の「性質」が強いということです。

近年「多様性」という言葉が使われはじめました。

色んな人種や考え方を認めていこうという言葉です。

しかし、それで「見下される」問題は解決したでしょうか?

解決したという人はなかなかいないのではないでしょうか。

それは、この記事を書いた「見下される素質」がある私が、何よりそう思うからです。

私は、集団行動が苦手です。

興味がない人との雑談も苦手です。

流行りのアニメやドラマ、俳優、スポーツの話題もあまり知りません。

もっというと流行りに乗るのが好きではありません。

(流行りに乗る/乗らないに良い悪いがあるとは思っていません。)

この性格をいくら変えようと試みても、ぎこちなさが生じてしまう。

結果、最後は誰からも見下されてきました。

これだけ世間に合わない自分を、根本から変えようとすればとてつもない努力と年月が必要なのだと気付きました。

なぜいきなりこんな話をしたかというと、これは私だけが持つ問題ではないからです。

性質がズレているとこの社会は生きづらい

この社会は、ある程度世間の感性にあってないと生きづらい場所です。

会社が良い例です。

雑談も苦手なのに飲み会へほぼ強制参加させられる。

流行りに疎く、自分の好きな曲しか知らないのにカラオケへ行かなければいけない雰囲気がある。

もっと言えば、明らかに集団行動が苦手なのにほぼ毎日決まった時間、たくさんの人と同じ場所で働かされる。

近年では飲み会等の誘いはハラスメントに対する意識が強くなったことで断りやすい時代になりました。

もちろん、ほとんどの場合は相手も悪意で誘っている訳ではないので、その人に敵意を向ける必要もありません。

しかし、何度も誘われれば断りにくいのは事実です。

そんな世界では、自分の性質が世間とずれている人には生きにくいのは当然ではないでしょうか。

自分の性質と付き合うために必要な覚悟

世間に受け入れられにくい「性質」を持って生まれてしまった。

そしてそれは簡単に変えられるものでもない。

そんな人生を強く生きるにはある覚悟が必要です。

それは

「自分が自分の味方でい続ける覚悟」

です。

それは、家族があなたの趣味をバカにしてきても。

学校のクラスや会社で仲間外れにされてしまっても。

友達グループの中で優先順位が低く、人望が薄かったとしても。

そんな自分を励まして生きていく強い覚悟です。

更に、もし神様がこの世界にいたとして、それが「あなたを不幸にさせる」存在であったら。

それすら無視して進む(くらいの)覚悟です。

念のためお話ししておくと、これは「ありがままに自分を常に肯定しましょう」という楽観的な話ではありません。

周囲や自分にとって不都合な性質があると分かった時、それを抱えて生きる覚悟を決めることです。

もちろん、言葉にできるほど簡単な話ではありません。

しかし、自分が自分の味方でい続ける覚悟を決めた時。

周囲からの人望よりも大切なものを手に入れることが出来るでしょう。

見下され要因:世間と性質がズレている
見下されサバイバーの生き方(目次)
意識高い系に“なって”しまう
見下しをなかったことにされる
見下されサバイバーの大仕事
見下されあるある:悪目立ちしてしまう
「オレの方がすごいぞ!」
見下されあるある:誘いに乗ってしまう
「子供っぽい」はあなただけではない
見下されあるある:悪いことをさせられる
見下されている人からも見下されてしまう
優柔不断で見下されてしまう
【見下される人向け】恥ずかしい記憶がフラッシュバックしてしまう時の対処法
見下されあるある:人を信用できない
有名になって見返したいと思う
謙虚すぎてなめられる
「見下され過敏」なあなたへ
見下されあるある:できる人が羨ましい
見下されあるある:趣味をバカにされる
見下されているのに「気にしていない」と言ってしまう
ゲームが下手で見下されてしまう
見下される人が頭が良くなる方法
見下されあるある:いいように使われる
見下されあるある:びくびくしてしまう
見下されあるある:年下からタメ口で話される
【見下されサバイバー必見!】弱いと感じる自分が変わる動画
見下されあるある:自分だけ頑張っていないと言われる
見下されあるある:すぐ謝ってしまう
・見下され要因:世間と性質がズレている
見下されあるある:友達グループの中で優先順位が低い
見下され要因となる世間の幸せ基準
見下してきた友達が恵まれていて辛い....。
就いている仕事で見下されるのはなぜ?
なよなよしてしまう癖を減らす方法
見下されたときの「悔しさ」を思い出してしまう時の対処法
見下される人が最初にするべき2つのこと
見下される人が仕事ができないもう1つの理由
見下される人が友達を作る方法
嫌なことを嫌と言えない
自己主張ができないなら
人から軽く見られるのであれば
集団が苦手なら
自分の意見が尊重されない
根拠のない自信はない
流行りに乗れない...
真面目な人のネガティブな生き方
ありのままの自分でいいのか?
子供扱いされてしまうのはなぜ?
自分の意見を持つ方法
よく怒られてしまう...
よく笑われてしまう...
見下される素質を持つ人へ
思考が常に止まらない時は?
共感が持てない...
気が利かないと言われる
強い「負けず嫌い心」と付き合う方法
プライドが高いので直したい
「言わなきゃ分からない」の真実
親に感謝するか恨むか問題
見下してしまう...
「見下される人」流の自信を育てる方法
「見下される人」が自信をつけるために必要な2つのこと
スッキリしながら対処法が手に入る!「見下される人のためのグラレコ勉強会」開催!
「見下される」悩みを理解されないのはなぜ?