皆さんはゲームはお好きですか?
昔は
「ゲームをやってるとバカになる」
なんて言われ、あまり良いイメージが持たれていませんでした。
しかし今では、娯楽としてはもちろんプロゲーマーという職種も誕生し、スポーツとして競技種目となるほど世間に定着していますよね。
特に今の20代は、子供の頃から家にゲームがある当たり前の環境で育った人が大半ではないでしょうか。
しかし、そんな楽しいゲームですら「見下される人」は時に苦労してしまいます。
それは「ゲームが下手」ということ。
どれだけやってもなかなか上手くできない。
そんな様子を見てバカにされてしまうのです。
もちろん、ゲームが下手ということ自体が決定的な原因で見下される訳ではありません。
見下される原因は別にある場合がほとんどです。
しかしそれに加え、更にゲームが下手だったら。
相手はイライラし、しまいにはバカにしてくるのです。
特に最近のゲームは難しい操作を求められるものが多いですよね。
そのため、一朝一夕で上手くなるのも難しい。
このゲームが下手という問題は、現代ならではの悩みではないでしょうか。
ゲームが下手で苦労した体験談
現在社会人のAさんは、学生時代にゲームが下手なことで辛い経験をしたそうです。
Aさんの家庭では、幼い頃から親の教育方針で、ゲームをなかなか買ってもらえなかったそうです。
そのため友達が流行りのゲームの話をしていても中々ついていけず、強く寂しい思いをしていたそうです。
そんなAさんが流行りのゲームを買えるようになったのは大学になってから。
昔からやりたかったシリーズのゲームを買い、大学の友達と一緒にプレイすることになったため楽しみにしていました。
しかし、その周囲の友達はAさんを日頃から馬鹿にしていました。
Aさんはそのことを多少自覚していたものの、「友達と一緒に話題のゲームで遊べる」という大きな大きな興奮には敵いませんでした。
そして、その友達と早速はじめてみるもののAさんはそのゲームに慣れていないため、装備の準備をするだけでも一苦労。
一方で幼い頃からそのゲームに慣れ親しんでいた友人達はそんなAさんを気にかけることもなく、さっさと装備を整えモンスターを倒してしまいました。
何も出来ず呆気に取られ目線を上にあげると。
友人達は全員ニヤニヤしながらAさんを見つつ、次の講義が始まるからとゲームの通信を切断したのでした。
Aさんはそれ以降、そのゲームに良い思いを持てなくなりました。
もちろん、Aさんもそのゲーム自体が悪いわけではないということは頭では分かっています。
そして、例えAさんがゲームが上手かったとしても、他の場面での扱いはさほど変わらないかもしれません。
そのため根本的な原因は「ゲームスキル」ではなく「友人達の態度」でしょう。
しかし、今でもゲームをやる時にそのことがどうしてもその出来事がトラウマになってしまうのでした。
好きだったゲームに辛い思い出が加わってしまい、ゲームが下手な自分が嫌になってしまったのです。
なんだかんだいってもゲームは娯楽
ゲームは今やスポーツと名のつくものとなり、職業にもなりました。
そして、そんなゲームを開発するプログラマーも人気の職業です。
昔と今ではゲームの社会的な価値はかなり変わっています。
しかし、ほとんどの人にとっては今も昔も「楽しむ」ことが一番大事なのは変わりはないはずです。
ゲームの開発者だって、何も傷つけあう道具にして欲しいとは思ってはいないでしょう。
一般的な開発者であれば、ユーザに楽しんでもらいたいと考えているはずです。
結局見下す人というのは、あなたをバカにしたいため「ゲーム」というツールを利用しているだけです。
その人たちのゲームの腕だって、幼い頃から家庭環境がそれだけ恵まれていたから当たり前のように高価なゲームを買ってもらえ、磨くことができたのです。
それを自覚せず、感謝すらせず、あなたをコケにする人たちのことなど気にしなくてよいのです。
そんな人たちより、まずは下手でもゲームを楽しめる環境づくりを優先するべきです。
もし、あなたがゲームが下手でバカにされたりしたのであれば。
そしてそれによって好きなゲームに辛い思い出があるのであれば。
ゲームは楽しむものだと初心に帰ってみてください。
そして、今度はあなた自身が楽しむために上手くなればよいのです。