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人を信用できないという悩みを抱えている人は多いですよね。

その中でも「見下されサバイバー」の方々は特に人を信用することができない人が多いのではないでしょうか。

それは、幼い頃から見下される経験ばかりしてきたから。

学校の友達からは揶揄われた。

何か物を盗まれたフリをしたり、自分だけを置いてどこかへ行ったフリをされたり。

家族ですら、自分の振る舞いや行動をバカにしてくる。

周りは和気藹々と人とやっている一方、自分は人を信用できずに心を閉ざしてしまう。

そうすると今度は

「お前って暗いな。何か話せよ。」

と言われてしまう。

周囲が見下してきたことで信用できなくなったのに、次は心を閉ざすことを周囲から責められてしまうのです。

そんな悩みを思い切って相談してみても…。

「お前なんかバカにされて当然だ」

と嘲笑や一刀両断されまともに取り合ってもらえない。

どんな対処をしても悪意が降りかかってしまう。

それで余計人が信用できなくなってしまうのです。

それだけでも辛いのですが、その「人」の中には「自分」も含まれている場合があります。

つまり、自分も信用できないと言うこと。

なんでこんな見下される行動ばかり取ってしまうのだろう。

バカにされるようなことをしてしまうのだろう。

悪目立ちしてしまうのだろう。

周囲に馴染めないのだろう。

そんな悩みを解決するため、日々試行錯誤をしてみるも。

なかなか直せない。

自分ですら自分を信用できなくなってしまうのです。

他人は信用できなくて当然

まずはじめに挙げた

「他人を信用できない」

という悩み。

もしあなたがそのような悩みを持っているのであれば、まず

「自分は人を信用できなくて当然だ」

「人を信用できないのは悪いことではない」

という事実に気づくことが重要です。

これは極端な例えですが、戦争をしている国に住んでいる人に対して、生まれてこのかた平和な国に生きてきた人から

「この世界は本当は安全なんですよ。だからもっと楽に生きましょう。」

なんて言われたとして、果たしてそんな言葉を信用できるのでしょうか?

なかなか難しいのではないでしょうか。

見下されることにおいても同様です。

幼い頃からたくさん見下されてきた。揶揄われてきた。

理由もよく分からないまま笑われてきた。

そんな人に対し、人並みに周囲に馴染め愛されてきた人間から

「あなたは本当は愛されています。もっと人を信じましょう。」

と言われたところで全く説得力はありません。

「いやいや、あなたはそうできる能力があるんだろうけどさ…」

と突っ込みたくなるのではないでしょうか。

あなたは、他人を信用できない自分に嫌気がさしているかもしれません。

そして信用できている(ように見える)周囲と比べて、自分を責めているのかもしれません。

でも、そういう思考になるのは当然なのです。

人を信用できないのはあなたがダメだからではないのです。

自分を信用する方法

そしてもう1つの「自分を信用できない」問題。

それはどうしても「見下される素質」を持ってしまっているからかもしれません。

ではどうすればそんな自分を信用できるのでしょうか、

それは、

「それでも生きてきた自分」

に目を向けることです。

「見下される素質」は、例に挙げると仕事が遅い、ミスが多い、コミュニケーションが苦手。

どれだけ周囲とうまくやろうと思っても、なぜか最後には見下される、嫌われる、怒らせてしまう。

このように、どれだけ努力してもまるで毎日自分が自分を裏切っている状況を起こしてしまう素質です。

思い通りにいかずどんどん自分が信用できなくなってしまう。

辛いですよね。

そこで「それでも生きてきた自分」を意識するのです。

「いやいや、その自分に毎日裏切られ続けているんだけど…」

と思ったかもしれません。

確かに、意図せず自分で自分を裏切ってしまう行為をしてしまうのも自分です。

しかし、にもかかわらず毎日生き抜いているのも自分なのです。

両方存在する自分なのですから、そこに大小はありません。

何をやってもうまくいかない。何度やってもうまくいかない。

それでも必死に生きてきた。

見下され、時には情けない姿を周囲に晒し、時には大損だってしてきた。

周囲に相談しても笑われるか説教されるか。

この辛さを1人で抱えるしかなかった。

それでも必死に生きてきた。

神様がいたとして、そんな自分を救ってくれることはなかった。

それどころか、まるでその周囲とグルになって自分を不幸にさせてるんじゃないかとすら思う。

それでも必死に生きてきた。

見下されるという悩みは他の人がくだらないと思うようなものかもしれない。

それでも必死で生きてきた。

そしてこれからも命ある限り、自分は必死に生き続けてくれるでしょう。

そんな自分を信じなくて、誰をあなたのことを信じればよいのでしょうか。

といっても、これは無理やりに自信をつけることを勧めているわけではありません。

もし自分を信じられなくなった時。

自分を見る時は「必死に生きてきた自分」に目を向けてみましょう。

そして静かにその自分の姿を噛み締めるのです。

これ以上の強い味方はいないと感じざるを得ないというほどに。

他人を“弱く”信じる

他人を信じるというと、アニメや漫画では自分の命を犠牲にする勢いで他人を強く信じているものもありますよね。

しかしそれはあくまで理想的な話で、この世界には滅多にないですよね。

それどころか、他人を信用するかしないかなんて普段は意識していない人がほとんどではないでしょうか。

もしそんな誰もがお互い強く信頼できる世界であれば、人間関係の悩みなんてものは大半が解決しているでしょう。

現実的には、他人と付き合いながら「まあこの人なら、さすがにここまで信用を裏切るようなことはしないだろう。」

と後ろ向きに“弱く”相手を信頼する。

そして、その“弱い”信頼ですら簡単にへし折ってしまう人とは距離をとっていく。

それが、見下されサバイバーなりの他人の信じ方ではないでしょうか。

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見下されサバイバーの生き方(目次)
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意識高い系に“なって”しまう
見下しをなかったことにされる
見下されサバイバーの大仕事
見下されあるある:悪目立ちしてしまう
「オレの方がすごいぞ!」
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「子供っぽい」はあなただけではない
見下されあるある:悪いことをさせられる
見下されている人からも見下されてしまう
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【見下される人向け】恥ずかしい記憶がフラッシュバックしてしまう時の対処法
・見下されあるある:人を信用できない
有名になって見返したいと思う
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見下されあるある:できる人が羨ましい
見下されあるある:趣味をバカにされる
見下されているのに「気にしていない」と言ってしまう
ゲームが下手で見下されてしまう
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