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見下した人が恵まれている...

見下されエピソードあるあると現実

見下されたり、軽く扱われた人の体験談のなかで、こういうエピソードを耳にします。

タイトルは主に「○○した人の末路」というものです。

職場や学校であの人にいじめられた。バカにされた。

都合良いように利用された。

未だに、恨みを抱えて生きている。

数年後、久しぶりに再会してみると…。

その人は、とても目も当てられない見すぼらしい姿になっており、周りから嫌われ孤立していた。

あぁ、やっぱり自分が相手にしたことは返ってくるんだ…。

いわゆる「因果応報」となったエピソードです。

自分を散々見下した人がこうなっていれば、溜飲が下がる…。

しかし、現実はそう行くとは限りません。

昔あなたを見下した人に会ってみると…

当時と変わらないどころか、更に恵まれた状況になっていた。

友達もたくさんいて、愛するパートナーや家族もできていた。

社会的に成功していた。

良い家に住み、お金もあり、毎日幸せそうに生きている。

それに対して自分は、あの見下された当時とそこまで変わらぬまま…。

自分を散々傷つけた人が、幸せになっているのを見ることで強い劣等感を抱いてしまうのです。

不公平な世界に必要な覚悟

この世界は不公平です。

それは「見下す」「見下される」ことにおいても同じことです。

どれだけあなたを見下した人がいても、その人の罪に見合った天罰が下るとは限りません。

逆にどれだけ見下されても、その後そんな苦しみを消し去ってくれるような良い出来事が起きるとは限りません。

もちろん、起きないとも限りません。

しかしそこに期待してしまうと、良い出来事が起きなかった時のショックはとても大きいものです。

人生において、意地悪だった相手が恵まれている理不尽さを目に当たりにした時、それを否応でも覚悟する必要があります。

「結果」より「過程」に目を向ける

しかし、実際恵まれずに苦しんでいる人には何もないのでしょうか?

その人は本当に劣っているのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

最初にお話ししたエピソードには

・お金の有無

・社会的成功の有無

・人間関係の有無

という基準がありましたよね。

実は、それらには共通点があります。

それは、その基準はいずれも

「(行動した)結果」

です。

確かに、これらは誰しもが満足した結果を得られるとは限りません。

得られないことで劣等感が増していくことは当然です。

しかしそこには見落としている視点が1つあります。

それは

「(生きた)過程」

です。

突然ですが、学園系のスポーツ漫画では、主人公の学校と強豪校が対戦する展開がよくありますよね。

お互い、熱い「勝たなければいけない理由」「勝つ理由」を持ち、試合当日までできる限りの努力をします。

そして、全力でぶつかり合うものの大抵最後は主人公のチームに負けてしまいます。

そこで、負けた後に描かれるものは一体何でしょうか?

もちろん、悔しさといった負の感情は描かれていることでしょう。

しかし負けたのにも関わらず、登場人物達の中で自分を「劣っている」と感じる人はいないのではないでしょうか。

「負けた」という結果になったのにも関わらず。

それは、そこまで全力で努力したという「過程」に後悔がないからです。

つまり、「結果」と共に「過程」にも着目して自分を評価しているわけです。

これは漫画の話ですが、この登場人物たちの気持ちに対して違和感を覚える人は少ないのではないでしょうか。

尚、これは「だから後悔のない努力を精一杯しましょう!」とよく学校の先生が語る教訓を伝えたいのではありません。

これを読んでいるあなたは既に「生きる努力」を精一杯していると思います。

もちろん、スポーツと違い「努力するぞ」といって努力しているわけではないでしょう。

しかし、今までの人生で色んな人に見下された上、大きなリターンも何もない理不尽なこの世界に叩きのめされ続けた。

それにも関わらず、劣等感を抱えながら生き続けている。

これは充分生きる「努力」をしていると言えるでしょう。

世間では「結果」ばかりを見ています。

あなたも、今まではそうだったかもしれません。

しかし、その見下され苦しんで生きた「過程」に注目して生きてみてください。

あなたは果たしてそんな自分自身をただ「劣っている」と思えるのでしょうか?

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