見下される人が最初にするべき2つのこと

「言い返す」ことができない…。

他人から見下されてしまう原因は複数あります。

あなたは、それを直そうと最初に「言い返す努力」をしようとして失敗したことはないでしょうか。

努力したものの、いざ人の前に立つと勇気が出ないし、更に言い返されたら傷ついて自信をなくしてしまう…。

でも、言い返さないのは自分が悪いし…。

そう思うのは、昔からあなたの「言い返さない部分」を批判されてきたことに起因します。

あなたは昔から、周りの人から

「言いたいことがあればハッキリいいなさい!」

「言わないと分からないよ?」

と偉そうに言われたりした経験はないでしょうか。

それゆえに、まずは「言い返せない自分が悪い」と、言い返す練習に重きを置いているかもしれません。

確かに、それで言い返せることが出来るのであればその努力をする価値はあります。

しかし、この世界に何でも言い返せる人なんているのでしょうか?

例えば、独裁者だったり明らかに聞く耳持たない危険な人間の前でそんなこと言える人はなかなかいないでしょう。

そこまで極端でなくても、上司に多少理不尽なことを言われて言い返せなくても、上と同じような返しをする人は少ないでしょう。

ほとんどの人は

「それが社会/仕事ってものだしなぁ…」

と思うのではないでしょうか。

また、生まれつき言葉が頭にパッと出てこない人や言いたいことが整理できない人もいます。

そのような人に、言い返す能力を世間と同じレベルに合わせるなど至難の技です。

結局、言い返せないかどうかというのは人によって向き不向きが違うだけなのです。

では、見下される人は、直すために何から始めていけば良いのでしょうか?

姿勢と呼吸で「脱見下され」

見下される人が最初に行うべき2つのこと。

それは、

「良い姿勢」と「深い呼吸」

をセットで行うことです。

姿勢と呼吸の練習なら、勇気がなくても、まわりに他人がいなくてもできます。

なぜ姿勢と呼吸がセットかというと、姿勢を改善すれば呼吸の改善がしやすくなるからです。

まず、姿勢が悪いと自信がなく見えるので見下される原因になってしまいます。

そしてそこから呼吸が浅くなると、いつも行動に余裕がないために仕事のパフォーマンスにも影響が出るでしょう。

そして、失敗やその行動を面白がり嘲笑してくる人も出てきます。

逆に姿勢が良ければ、見下されにくくなるでしょう。

そして呼吸が深くなれば、気持ちに余裕が出てくることでしょう。

また、例えそれで見下される結果になったとしても、呼吸が浅い場合に比べ気持ちが動じなくなっていくのではないでしょうか。

生きづらさ専門カウンセラーであるしのぶかつのりさんも『呼吸を整えれば、人生が整う。』

として、よく呼吸による生きづらさ克服をお勧めしています。

“呼吸に意識を向ければ。

心と体と周囲を、
感じとることができる。

そして、
呼吸を整えれば。

心と体と周囲を、
整えることができる。

つまり、

人生を整えることができるのです。“


引用元:Brain With Soul-呼吸を整える本当の理由


その他にも、呼吸法は色んなところ色んな人が大きな効果を示しています。

もし、あなたが見下される自分を直したいのであれば、

言い返す努力をする前に。

見下されてきたことを見返そうとする前に。

まずは呼吸と姿勢を整えてみてください。

見下される自分と向き合うのは、そこからでも良いのではないでしょうか。

見下される人が最初にするべき2つのこと