いじられキャラのイメージと辛い現実
あなたは「いじられキャラ」にどんなイメージを持たれるでしょうか?
例えば、お笑い芸人の出川哲郎さんなんかは「いじられ芸」で知名度が非常に高いですよね。
「いじられキャラ」といえば、きっと多くの人が出川さんと答えることでしょう。
そして出川さんは色んな人から愛されていますよね。
しかし、一般の方で「いじられキャラ」を経験し、強く悩んでいる人は出川さんのように愛されているとは限りません。
学校や職場ではバカにされている。
いきなり無茶振りをさせられる。
持っているものや趣味をバカにされる。
いじられた所為で大切なものを傷つけられてしまった…。
しかし、そこまでされても事情があり怒れない。
いじられてお金を貰う芸能人とは違い、無料でその尊厳を踏み躙られる。
とても明るいイメージなど持てないのです。
いじられキャラには2タイプいる
今お話したことをまとめると、いじられキャラには
「愛され型」
「嫌われ型」
の2タイプに分かれます。
そのうち、「愛され型」は、超えてはいけないラインを守った上でいじられているパターンです。
例えば仕事をミスした時に、注意を受けつつも
「もう、今度飲みにいく時奢れよ〜(笑)」
「○○君、最近彼女が出来たから浮かれてるんじゃないの〜?(笑)」
というように軽口を叩くコミュニケーションが頻繁にあることが「愛され型」に当たります。
このような会話にトラブルは生まれにくいですよね。
もちろん、このようないじりが苦手な人もいるでしょう。
ただ、いじる側も悪意はなく、一般的な価値観になぞらえて
「ここまでならいじってもいいだろう」
「ここからはいくら何でもだめだろう」
と線引きをしています。
相手のプライドを踏み躙らない程度に相手をいじる。
いじる側も「相手が尊重してくれていること」を察知しているため、大きく傷つくこともあまりありません。
そのような人同士の関係は常に良好な関係が保たれているのです。
一方で「嫌われ型」は、その人に対する嫌悪的な感情が原因でいじってしまうパターンです。
「愛され型」と違うのは、いじる時に相手に対する「尊重」が明らかにないということです。
明確な悪意を持って容姿、人間関係、趣味、能力など、相手が明らかに気にしていることをバカにする。
それもしつこく、何度も掘り返してくる。
流石にイライラし、やめてほしいと言っても、やめてくれない。
必死に訴えても逆に笑われる。
泣くとニヤニヤと見られ、軽く「泣いちゃった」なんて言われる。
そして適当に謝罪を済ませられる…。
こういう場合は、思う存分「いじり」と称して散々傷つけた後、少しのきっかけで簡単に捨てられ忘れ去られてしまうことが多いのです。
以上が「嫌われ型」のパターンです。
嫌われ型はどうすれば楽になる?
あなたは「愛され型」「嫌われ型」どちらのタイプでしょうか?
「嫌われ型かもしれない」とショックを受けてしまった人もいるかもしれません。
「嫌われ型」のいじられキャラは、その名の通り人から嫌われてしまっています。
それも1つの場所だけでなく、どこへいっても嫌われてしまい悩んでいるのです。
むろん、世の中には嫌われても仕方のない行動をした上に、全部他人のせいにしてしまう人がいます。
しかしこれを読んでいるあなたは、きっと違うと信じています。
好きで嫌われる行動をしているわけじゃない。
そのように相手のせいだけにせず、悩んでいる誠実な方だと思います。
さて、「嫌われ型」のいじられキャラは、どうすれば楽に生きていくことができるのでしょうか?
それは、「あるもの」を極めることです。
次の記事では、あるものを極める具体的な方法を紹介します。